聴強器 ~衝撃弾性波による圧縮強度測定装置 ~
国土交通省の「微破壊・非破壊試験によるコンクリート構造物の強度測定要領(案)」に対応
新設のコンク リート構造物の圧縮強度推定方法
聴強器は、測定した弾性波速度に基づき圧縮強度推定式を介して圧縮強度を推定します。
このため、推定精度はコンクリートの強度測定に用いた圧縮強度推定式の適否に依存します。
圧縮強度推定式は標準として提供していますが、推定精度向上のため、実機試験等の機会に打設するコンクリートの特性試験を行い、あらかじめ適切な圧縮強度推定式を求めてから測定することをお勧めします。
【1】 円柱供試体による特性試験
打設するコンクリートの試験練りまたは実機試験の際に円柱供試体を作製します。
例えば、材齢 7, 28, 56日に円柱供試体の弾性波速度測定および圧縮強度試験を行い、弾性波速度と圧縮強度との関係を求めます。

円柱供試体の弾性波速度測定状況
【2】圧縮強度推定式の作成
円柱供試体の弾性波速度と圧縮強度との相関関係に対する回帰式として圧縮強度推定式を導きます。

円柱供試体の弾性波速度と圧縮強度との関係および圧縮強度推定式
【3】測定位置の選定
ひび割れ、ジャンカ、鉄筋など、測定結果に影響を及ぼす位置を避け、ハンマーで叩き易い位置を選定します。
【4】圧縮強度の測定
写真は圧縮強度の測定状況です。ハンマーで数回軽く叩くことにより、即座に圧縮強度を確認することができます。測定結果は、ほぼ±15%の誤差範囲内にあります。

橋梁上部工桁側面の測定状況・表面2点法における側線の取り方





